低学歴(Fラン)の理系大学生が大手企業のグループ会社に内々定を貰うまで行ってきたこと
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就職活動が終了しました。
4月中旬ごろに、某大手メーカーのグループ会社から内々定を頂きました。(グループの中では規模は大きい)
第一志望の企業だったのでホッとしました。
私は10社程企業の説明会に参加して、一次選考に通過したのは7社、最終選考まで行ったのは4社と僕の中ではなかなか良い結果だったと思います。(1社内々定、1社最終面接不合格、2社最終面接辞退)
その企業の採用実績校を見ると、中々学歴の高い大学ばかり...(僕の大学からの採用は初めて)
僕の大学は決して頭の良い大学ではありません。(2チャンだとFラン大学とも言われている)
名前はそこそこ知られている大学だと思いますが、偏差値は40~50前半くらいです。
そんな僕がどうやって周りよりも先に就活を終え、第一志望の内々定を貰えたか、書いていきたいと思います。
就活を意識したのは大学3年の夏
僕が本格的に就職活動を意識し始めたのは大学3年生の夏休みからです。
夏といえば1dayのインターンシップが開催されている企業が多いです。
学内の就職セミナーの講師が「インターンシップには絶対に行ってください!」と何回も言っていたので、とりあえず行ってみるかという感じでした。
インターンシップはどうやって参加するの?
学内の掲示からも申し込みが可能ですが、基本的にはマイナビやリクナビといった就活サイトからの申し込みが大半です。
まずは自分の気になる業界や職種をなんとなくで良いので探してみると良いと思います。
僕は情報系の学部でプログラミングに興味があったので、IT業界のインターンシップをメインに探していました。
ITといっても幅が広い業界なので、その中でもソフトウェア開発とウェブデザインのインターンシップに焦点を当てて探しました。
インターンシップのメリットは?
1つ目は、業界について理解をすることができるということです。
本やインターネットでも業界・職種について調べることもできますが、実際に足を運んでその業界のインターンシップに参加してみた方がより理解ができるのではないかと思います。
「百聞は一見にしかず」と言いますもんね。
まずはインターンシップに参加して説明を聞いて業界を理解しましょう。
2つ目は、実際に働いている社員さんにお話を聞けるということです。
おそらくほとんどのインターンシップでは実際に働いている社員さんのお話を聞く機会があると思います。
実際にその業界で働いている人のお話を聞くのは、ネットなんかの情報より説得力があります。
なので前日にでも質問する内容を考えておいて自分の聞きたいことをまとめてみるのが良いですね。
実際に入社した時とのギャップ差を埋める為にも、分からないことなどを聞いてみましょう。
3つ目は、選考が有利になる可能性があるということです。
インターンシップに参加した人限定で特別選考というものがなかには存在します。
僕の友人は、その特別選考を利用して就活解禁の3月になる前に内々定をもらったそうです。
なのでそういった就活が有利になるようなこともあるので、是非インターンシップに参加してみてはいかがでしょうか。
インターンシップのデメリットは?
僕が感じた一番のデメリットは、「時間の無駄」です。
ただこれは、何も考えずにインターンシップに参加して、何も吸収せずに終わってしまった時に限ります。
もちろんインターンシップに行って損はあまりありませんが、自分がそのインターンシップで「何を学んで」、「何を吸収するか」を意識しなければ本当に時間の無駄です。交通費もかかりますし。。。
適当に申し込んでインターンシップに行く時間があれば、アルバイトでお金を稼いだり、SPIの勉強に費やした方がマシです。←これはホント
私はインターンシップに8社程行きましたが、その中で実際に就職活動でエントリーしたのはたった2社だけでした。笑
行った企業に対してしっかりと調べていなく、興味が無かったのが原因です。笑
なのでインターンシップでもどのような内容のインターンシップなのかというのを理解した上で申し込むのが1番です。
同じ業界のインターンシップだけでなく幅広く業界を見て、自分の就職に対する視野を広げましょう。
初の面接で大失敗
僕は割と早めに就職活動を行っていました。
大学3年生の12月に東証一部上場の広告系の企業の選考に参加しました。
最初はGD(グループディスカッション)を行なって、後日選考通過の連絡を受けて、一次面接に行きました。
高校受験以来、初めての面接でした。練習など一度もやっていなく、ただ志望動機を暗記していただけでした。
そして実際に面接を受けました。
「あなたってどのような人物なの?」
「あなたって周りからどう思われてるの?」
「あなたの長所と短所を具体的なエピソードを交えて話して!」
この記事を見たあなたは面接官にパッとこの質問に答えられるでしょうか?
僕はこの面接でボロボロになりました。(幸運にも選考通過の連絡を頂きましたが、自分の思っているのと違ったのと、こんな低レベルな受け答えで受かるのはありえないという理由で選考を辞退しました)
この面接で
- そもそも自分のことをちゃんと理解していなかった
- 受け答えをしっかりとできていなかった
- 面接のルールがあやふやだった
という反省点が出たので、3月までにはしっかり対策しておこうと決めました。
エントリー開始
3月から就活解禁ということで、マイナビやリクナビといった就活サイトでエントリーが始まります。
3月1日に変わった瞬間から全国の就活生が一斉にエントリーするので早めの準備が必要です。
ポイントとしては2月末までに行きたい企業を絞っておくことです。
就活解禁のその日に説明会に行きたい企業を選ぶのは時間がかかり、下手すると満席になって説明会を逃す可能性もあります。
なので、事前にエントリーしたい企業は決めておいて、自分のスケジュール帳とにらめっこしながら上手くスケジュールを埋めましょう。
3月は説明会や選考でほとんど埋まります。(僕の友人は週5で説明会があったとか...)
就職活動をする上での準備
就活ではとにかく前準備が必要です。
準備を怠っているとなかなか厳しい就活になるかもしれません。
僕が行ってきた準備を紹介したいと思います。
自己分析
僕がもっとやっておけば良かったと後悔している1つが自己分析です。
就活セミナーでも「自己分析は無茶苦茶大事!!!」ということは何回も聞いていましたが、自分の中では「何とかなるだろう」と軽く考えていました。
しかしそんな甘くありませんでした。
ほんと自己分析は大事です。
自己分析の対策はこの本を買って行いました。
この本1冊で、
- 自分がどの仕事に適しているのか
- 仕事に役立つ能力や経験
- 自分の価値観
- 自己PR文
をカバーできます。
まずはさまざまな業界や職種を知って幅広く理解し、自分が興味のある、合ってそうな仕事を探してみます。
そして、自分が人生の上で大切にしていること、これを意識しているということを確認し、自分に適している職を見つけます。
また自己PR文の作成の仕方も記述されているので、この本1冊で、ある程度就活準備を固めることができると思います。
自分がどのような人間で、どのようなことをしたいということを頭の中で軽くイメージはできているかもしれませんが、実際に深く考えたときにパッと出てこない方が多いと思います。
自己分析は徹底的にやりましょう。きっと面接でも活きてきます。
SPI・テストセンター対策
テスト対策はこの本で勉強をしていました。
この本1冊でSPIの言語・非言語はもちろん、玉手箱という就職試験や構造的把握力検査という文章問題の対策が可能です。
私はこの本をまず1周して、間違ったところをチェックをして、2周目は間違った問題をメインに解きました。
あとは対策しきれない問題はSPI無料学習サイトを使って解きました。
このサイトではSPIの言語・非言語以外にも、CABという就職採用テストの対策ができます。
僕は、このCABの対策を疎かにしてしまったのでなかなか大変でした。
就活のステップとして
説明会→テスト→一次選考→二次選考→最終選考→内々定
が一般的な流れです。
したがって、SPIといったテストに合格しなければ、次の選考や面接にたどり着くことができません。
なのでしっかりと対策をしておきましょう。
ES(エントリーシート)対策
ONE CAREERというサイトでESを見て参考にしていました。企業ごとのESを見ることが出来たり、また選考体験談も見ることができます。
エントリーシートで多くある自己PR。
例えば「自己PR(自分の強み)を〇〇〇文字以内で書く」とすれば、
- 結論を先に書く(私の強みは〇〇です。)
- 具体的なエピソードを書く(学生時代に〇〇をやっていました。)
- 失敗や苦労したエピソードを書く(〇〇をやっていて△△が大変でした。)
- どのように行動をしたか書く(〇〇を意識して△△を行いました。)
- 結果どうなったかを書く(〇〇になりました。)
- 自分の強みを会社でどう活かすか書く(〇〇を活かして△△したいです。)
すごく大雑把に書きましたが文の流れ的にはこのような感じで書きました。
自己PR文も自己分析を行えば、自分はどのような人間で、どんなものが強みなのかを客観的に把握できると思います。
あとは大学のキャリアセンターでESの添削をしてもらいました。
企業によって提出するESは異なったり、文字数にも制限があるので、前もって対策することが必要です。
面接対策
面接の対策は、ブックオフにふらっと立ち寄った時に面接の対策本が安く売っていたのでそれを購入し、どのような質問をされるのか、どのように質問を返せばよいかというのを参考程度に見てました。
面接って、実際に体験してみないと分からないんですよね。。。
面接の場って基本的にはお堅いイメージがあり、通常の場とは違い、緊張します。
自分が何を言っているのか途中で分からなくなる時もあります。笑
なので、「面接の練習」をした方が良いと思います。
大学のキャリアセンターでも面接の対策をしてくれますし、周りの友達と面接ごっこなどしてみると案外良いかもしれません。
補足で、面接は志望順位が低い企業からやった方が良いそうです。(キャリアアドバイザーの人が言ってた)
最初は緊張してしまうので、面接に慣れるという意味で志望度の低い企業から面接を受けると、本命の企業では場慣れしていると思います。
企業研究や口コミを見る
まず企業研究です。
リクナビやマイナビで企業のことを知るのも良いのですが、一番は企業のホームページを見ることです。
事業内容や売上高、従業員数や所在地など詳しく載っていると思うのでそちらを参考にしています。
また同業他社を知るのも重要です。この企業は他の企業とどう違うのか、何が強みなのかを理解することによって、志望動機を書くことや面接に活きていきます。
人事の方におすすめしてもらった本です。
これを見て幅広く業界のことを理解して、自分に合う仕事を見つけられると良いと思います。
次に口コミです。
僕はVorkersという社員による会社評価が分かるサイトを見て参考にしていました。
全ての口コミを見るにはプレミアム会員(1000円/30日)に登録しなければいけませんが、Vorkers経由で就職サービスに登録(無料が多い)を行えば閲覧することができます。
これは某大手企業の口コミです。
入社理由はもちろん、企業の強みやワークライフバランス、そして聞きにくい年収まで幅広く閲覧することができます。
このような口コミを見て企業研究をしたり、ギャップ差を埋めるために事前に見ておくようにした方が良いのではと思います。
持ち物編
僕のリクルートバッグの中に入れていた持ち物を紹介します。
- 自己分析本(電車で見た)
- SPI対策本(空き時間に勉強)
- 面接対策本(電車で見た)
- 就活ノート(説明会でメモ)
- 手帳(説明会や選考の日程を記入)
- 筆記用具(必要不可欠)
- MINTIA(眠い時に1粒)
電車の時間や合間の時間に就職関係の本を読んだり、SPIの勉強をしていました。
隙間時間をうまく有効活用するのも良いのでは。。。
やっぱ就活してると疲れたり睡魔に襲われることがよくあるので、MINTIAなど眠気がスッキリするような小さな菓子を持っていた方が良いかと思われます。
まとめ
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自分に合った企業を選ぶことが重要です。
大手だから良いとかそんなことはありません。
企業選びで今後の人生が変わってくると思うので、自分の行きたい企業を慎重に選んで、悔いのない就活を送ってください。